今回は「子ども食堂」についてブログ投稿いたします。
現在、全国には約9,000の子ども食堂があり、様々な支援を受けて活動しています。
それぞれの子ども食堂が、食事を通して子どもの居場所を作る活動をしています。
昔の職場の同僚が、子ども食堂の活動をしていたこともあり、子ども食堂に何回か関わっていましたが、
今回は、友人が別の子ども食堂の活動をしていると聞いて、お手伝いをすることになりました。
6月16日、矢巾町の公民館をお借りして子ども食堂を開設いたしました。
8:30頃に集合してお昼に備えてみんなで調理を開始しました。
豚汁、サラダ、おにぎりの具、唐揚げ、おひたし、フルーツ等々、冷房の効かない厨房で、
暑さと闘いながらも、食べてくれる皆さんの笑顔を思い浮かべ作りました。
お昼になり、出来上がった料理を会場のテーブルに並べ、来て頂いた家族の皆さんが、
それぞれお弁当におかずを入れ、具入りのおにぎりを作って皆さんで一緒に食べました。
わたしが子どもの頃は、大家族で食卓を囲むのは当たり前の光景でしたが、
近年、大勢でご飯を食べる機会が少なくなり、保護者が不在のまま子どもが一人で食事をするというのも珍しくありません。
また、日本の子どもの貧困率(2018年)は13.5%(日本の子どもの7人に1人)
さらにひとり親家庭の貧困率は48.3%と、先進国の中でも最悪な水準だと言われています。
このような子ども食堂の場は、子どもが成長する過程でとても必要な「食育」だと感じています。
今後とも、参加する子どもたちが食事を通して、安心感を持てるような場としての、子ども食堂を作っていければと思います。
今月は、7月28日に矢巾町か紫波町で開催しようと思いますが、場所は検討中です。
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