パリオリンピックの感動も冷めない暑い夏です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?各所で気温40度を超え、地球温暖化を年々実感します。
先進各国では地球温暖化・気候変動への対策が活発化しており、カーボンニュートラル、脱炭素社会実現へ向け対策を講じています。
そんな中で、私たち工務店ができることとしては、エネルギー消費を抑える高性能な家を建てる、今ある建物を有効に使うリノベーション工事をすすめるなどがあると思います。更には、地域材を活用することで、地球の裏側の木材を運ぶエネルギーを抑えることもできるのではないかと思っています。
さて、東和町南成島にて、オーナー宅の裏山から切り出した木材を利用したガーデンハウスの建築がすすんでいます。構造や造作材料にするための製材や乾燥・加工を地域の企業が力を合わせて進め実現しました。地域木材の利用が難しいのは、手間とお金がかかるためですが、リーズナブルであたり前になることを目指した取り組みです。
今後も自社なりの取り組みで、次世代に残る建物を責任もって建築していきたいと思っています。
オーナー様と工場見学。
フィンガージョイントで、木材を無駄なく利用します。
この記事を書いた人
佐々木江美
仕事を通してたくさんの方とお会いし、多くの学びをいただいています。お客様、協力業者の皆様、社員や社員の家族、地域の皆様へ住まいづくりで恩返ししたいと考えています。